商売人は自分は食べないので平気で使い回す/回転寿司の真相73

回転寿司の真相シリーズ73皿目/良い店を選ぼう編14
ROUND18 気になるレーンの内側
「商売人は自分は食べないので平気で使い回す」
ネタを廃棄すればそれだけ首が締まる回転寿司店の構造

当シリーズでも、今号以降は各段ごとに小リードを付けて読みやすくします。既掲載分も時間を頂きながら、順次手直しして参ります。
■ネタの使い回しをしなければ回転寿司店は生きられない?
レーンを回っている皿が時間が経過すると廃棄口に投入されたり、レーンから降ろして廃棄するのは一部だと言えます。実はレーンから降ろされても、安心できません。皆様の眼が届かない所で、着々と“再利用”の手筈がされているのです。衛生度が悪かろうと商売人は自分が食べる訳ではないので、そう簡単に物を捨てません。ネタを捨てるのは、カネを捨てるのと同義語だと思っているからです。よほど利益が上がる店でない限り、衛生面は切り捨てられます。皆様の会社でも不況の折り、経費削減で大変でしょう。回転寿司店のネタは、経費どころか「主原料」なのです。よほど卓越した経営者でない限り、衛生管理は二の次で、「ネタの使い回し」はやめられないのです。それこそ死活問題なのです。
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■ネタを捨てられるのは一部の儲かっている店だけ
「第1部/お客様は知らない編」をご覧になっていない方に前号の図表の補足をすると、PHASE4/巻き物・軍艦巻き・マヨネーズ和えにするのは、鮮度が悪くなったネタをマヨネーズに絡ませたり、巻き物にしてマスキングするのです。ネタが悪くなってもマヨネーズ和えにすれば、味の劣化が分からないからです。さらにはPHASE5/揚げ物にすれば、マヨネーズ以上に腐り掛け寸前、あるいは一部腐っていても味や臭いの変化を隠せるのです。これで、全てネタを使い切った訳です。大手ハンバーガーチェーンやコンビニ、また一部の回転寿司店だけは、廃棄分の費用を製品に転嫁できるのでネタを捨てられるのです。しかし回転寿司店の構造自体が無駄を前提に皿を回している以上、競合が激しい地域や利益が乏しい店では、未だこうしたことがまかり通っている現状も見なくてはなりません。
▽参考ページ: 「前号・ネタの使い回し危険度フェーズ」
■お客の健康状態は分からないので一律に捨てるべき
家では、残ったおかずは翌日などに食べます。しかし回転寿司店では許されず、なぜ「使い回し」と言われてしまうのでしょうか?回転寿司店のみならず、飲食店全般でもダメです。お隣韓国では、頼まないでも多くの料理がサービスとして出されます。実は米粒1粒まで全てが前のお客が残した「使い回し」と分かり、韓国では大騒動になり法律で「使い回し」を禁止しました。「第1部/お客様は知らない編」で申し上げたように、飲食店ではお年寄りや子供のような細菌に弱い方が来られます。また一方で、どんな細菌・病原体を持っているか分からない人も入店します。特に生物(なまもの)は回転寿司店のような状態では、ネタに付いている細菌の増加が短時間で何千倍にも拡大するからです。ですので家庭のように家族の病気や体調が把握できるのと違い、飲食店での「使い回し」は非常に危険であり、一律的にネタ(食材)を廃棄する必要があるのです。
▽参考ページ:「第1部/お客様は知らない編」
ROUND3/乾いたネタも霧吹きで握り立てに、ROUND4/マヨネーズ和えや軍艦巻きには手を出すな、ROUND5/売れ残れば2、3日前のシャリでも使う~を主体にご覧下さい。
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