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2008年10月23日 (木)

こんにゃくゼリーが咽に詰り既に21人が死亡している/偽食のテーブル32

Gishokutp
 
メーカーのCMコピーや悪質生産者・販売者に騙されるな!
偽食のテーブルシリーズ32/食品のカラクリ・食べると危ない
■こんにゃくゼリー [菓子]
「こんにゃくゼリーが咽に詰り既に21人が死亡している」
改善を拒否するメーカーと無策の農水省に重い責任
 
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写真は普通のぜりーです
 
■こんにゃくゼリーは子供やお年寄りにとって餅のようなもの
「こんにゃくゼリー」は、健康食品どころか“殺人食品”と断言できるほど、多くの子供さんやお年寄りが可哀相に咽を詰らせ死亡しています。国民生活センターの発表では、95年から2007/6まで、1~2歳/男4人、6~7歳/男4人、41歳女性、68歳男性、79歳男性、80歳女性、82歳女性、87歳男性の14人、さらに増えて08.10.30時点では計21人が亡くなっています。小さな子供と御高齢の方が多く、さぞかし親や保護者の方は、ご自分を責めていることだろうと推察します。
 
■21人が死亡しても改善せず拡販を優先させるメーカーの悪質さ
問題は、形状がゼリーと同じような数cmの1口タイプ(ポーション)になっている上に、普通のゼリーに比べ5倍以上も硬く、砕けやすさを示す弾力性が3倍以上あります。また溶けにくいため、咽に詰まりやすいのです。親の責任にする前に、メーカー側が容器や硬度などを改善するべきです。最初の死亡事故が起きてから既に10数年も経過し、21人も死亡しているのに何らメーカー側は最善の対策を講じていません。全て親側(消費者)の責任にするどころか、次項のようにさらにメーカーの拡販主義を優先させているのです。このメーカーには、倫理観や道徳性は微塵もありません。
 
■欧米・韓国ではこんにゃくゼリーの販売禁止や回収
一方、海外では対応が早く、米食品医薬品局(FDA)が「こんにゃくゼリー」の早期回収を実施している他、EUでは2003年、韓国でも販売を禁止しています。日本は、国民生活センターが国やメーカーに事故防止の検討を要求しています。しかしメーカーは、この間死亡者が多発しているにもかかわらず、逆に食感があるほうが売れることから、何と硬さを10年前より硬くして売っているのです。全くメーカーの態度に呆れるばかりで、今回08.9.30の1歳9か月児の死亡後も、警告マークの表示改善で済ませるだけです。主婦連は、子供や高齢者が食べてはいけない菓子を売っていること自体がおかしいと指摘しています。実質的に何ら応じることのないメーカーと、今もって放置してきた農水省の態度は、悪質の極みです。
 
■私達消費者はこんな製品は買わないこと
「こんにゃくゼリー」の事故は、お年寄りが食べたりや運悪く親がちょっと目を離した隙に起こりました。しかし「こんにゃくゼリー」の死亡事故を、高齢者本人や親の責任にするのは酷です。子供(実際は親)やお年寄りには、餅と同じ感覚とは知らされずに、またポーションタイプのため普通のゼリーの感覚で飲み込んため死亡しているのです。子供やお年寄りが死んでも、買った消費者が悪いとするメーカーの姿勢は断固改めるべきです。メーカーがこんな態度なら、私達消費者が、こんな製品は買わない強い姿勢が必要です。
 
■小さな子供の誤飲を防ごう
「こんにゃくゼリー」とは別に、小さな子供の誤飲は深刻です。小さな子は好奇心が強いため、たばこ・錠剤・電池など手当たり次第に口にします。欧米では乳児健診時に、口径が32mm、長さが57mmの筒状のプラスチックを親に渡します(トイレットペーパーの芯程度)。この中に入る物は赤ちゃんの口に入る危険性があるので、小さな物はそこらに置かずに1mより上に上げておく指導をしているそうです。子供が大きくなるまで、どれだけ両親の気遣いが大変だったか、大きくなったあなたは感じるべきです。
因みに窒息死(厚労省資料)は、2006年は387人で、うち食品が原因は6割の230人です。餅91人・パン43人・米飯28人・団子15人・粥11人・魚介25人・飴6人・その他11人だそうです(入手情報では、年齢構成不明)。
 
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