高級魚がなぜ100円玉で食べられるのか/回転寿司の真相02

事実を知ったら回転寿司店には2度と行けなくなる!?
回転寿司の真相シリーズ02皿目/お客様は知らない編2
ROUND1 激安の理由は偽装魚が使われている
「高級魚がなぜ100円玉で食べられるのか」
価格破壊の寿司は企業努力の結果ではない

次に、寿司全体の状況をご説明します。寿司全体の売上は1兆3000億円規模(2007年)で、全国で様々な形態の寿司店が約4万軒あります。なかでも今回話題にする回転寿司は5,000軒ほどで、売上では1/3を占めます。個人経営の寿司店が次々と店仕舞など減少する中で、回転寿司店の伸びはまだまだ期待されています。
その一方で競争が激しく、中身より激安に走る傾向があります。特に繁華街のライバル店同士が激しく商売を競う場所に、いわゆる「偽装魚」出没の“温床”があります。皆さんはどうして町中のお寿司屋さんと比べて、これほどべらぼうに安いをか考えたことがありますか?けっして企業努力だけでは、ここまで価格破壊の激安にはならないのです。穴子、鯛、鱸(すずき)、鮃(ひらめ)のエンガワが100円玉で食べられるのは、みんな本物の魚ではないからです。いわゆる「偽装魚」です。偽装魚が存在するから、回転寿司店も存在すると言っても過言ではありません。これは私の独り善がりの主張でもなく、紛れも無い事実なのです。
さて「回転寿司の真相」シリーズの連載の進め方は、まずイントロダクション的な「第1部/お客様は知らない編」で、皆様に様々な回転寿司の問題を広く掲げます。「鮪」(まぐろ)~赤身にも知られざる問題があります。そして偽装魚そのものの糾明、さらには儲け主義に走り、乱れ切った一部の水産業者の実態にも追及します。回転寿司に限らず、魚の良い点や陥りやすい問題点にも触れます。つまり興味本位で回転寿司店の暗闇を明らかにすることではなく、魚を通じて私達の健康維持を図ることが本意です。次回以降も、どんな魚が使われているかタネ(ネタ?)明しします。グロテスクな魚も登場するので、気持ち悪くなることも予想され、自信がない方はお読みにならないように!と言いつつ、次回をお誘いしております(笑)。
■穴子の偽装魚の正体は?
胴回りが10cm、あるいは長さ1.5m以上もあるフィリピンや南米のウミヘビ(ウナギ目) が使われることもあります。何れにしても回転寿司店では真穴子は少なく、ウ ミヘビ種あるいは10数類ある他の食用穴子と思ったほうがよいでしょう。鱸 (すずき)~ナイルパーチと同様に、穴子は偽装魚の基本中の基本です。偽 装魚問題の他に、煮穴子・蒲焼にするにしても加工は中国で行なわれます。 ですので、保存料や食品添加物の多さ・不明度は否めません。第1部では、 誌面に余裕がある回に「偽装魚の正体は?」を記載致します。
▽参考資料:偽装魚の実態をもう少し知りたい方は
「その他魚介類/偽装魚リスト7」
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